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  • 2014.03.03 Monday
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準々決勝 中道大輔vs石川智康

by Yuuya Hosokawa


 PWCポイントレースは本当に大変なことになった。

 2位以下に30ポイント差をつけている簗瀬は5勝2敗でPWCを終え、30点の上乗せをしたことで、ミスターPWCをほぼ手中に収めたはずだった。

 だが、それは2位と3位が平凡な成績であればの話だ。

 2位の伊藤は早々に2敗してしまったことで、この最終レースから脱落してしまった。だが、3位の中道は、なんと予選ラウンドを7−0で駆け抜けたのである!


 そしてこの準々決勝を勝利することで、中道は第9期ミスターPWCとなるのだ。明暗を分けるこの一戦。当事者である簗瀬も、中道の隣で試合を見つめている。

 スイスラウンド1位の中道とスイスラウンド8位の石川だが、先手後手はダイスによって行われる。

 そしてその結果、先手を得たのは中道。

 「先手です」と幾度となく言ってきたその言葉にも、特別な緊張感が見て取れる。

 ここで勝てばミスターPWC。中道の長い長い一年間のPWCでの戦いの全てが、このマッチに掛かっている。 


GAME1


 中道の《血の墓所/Blood Crypt》により、勝負の火蓋は切って落とされた。

 後手の石川は島から《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》と、青単信心を思わせる立ち上がり。続けて2ターン目に《審判官の使い魔/Judge's Familiar》を唱えると、中道はレスポンスで《胆汁病/Bile Blight》を《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》に打ち込む。

 3枚目の土地が引けない石川は《審判官の使い魔/Judge's Familiar》で攻撃するのみ。一方の中道も《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》タップイン。

 このターンも土地がなかった石川だが、手札に持っていた《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》をキャストし、最低限の攻め手は緩めない。返す刀で中道が放ったのは《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》。土地が止まっているだけにカロリーの高い石川の手札は、2枚の《夜帷の死霊/Nightveil Specter》に2枚の《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》、そして《急速混成/Rapid Hybridization》、《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》。この中から《急速混成/Rapid Hybridization》をディスカードさせる。

 ここで待望の島をドローした石川は《夜帷の死霊/Nightveil Specter》をプレイするが、ここには即《胆汁病/Bile Blight》。そして今度は中道も《夜帷の死霊/Nightveil Specter》をグラウンドに送り込む。

 石川は見えていた2枚目の《夜帷の死霊/Nightveil Specter》をプレイ。

 中道は5マナをフルオープンにして石川にターンを返し、これが石川を悩ませる要因となった。結果、石川は《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》をプレイして攻撃せずターンを終える。

 
 そしてここに狙い済ましたX=3の《ラクドスの復活/Rakdos's Return》が炸裂する!手札から零れ落ちたのは2枚の《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》と《波使い/Master of Waves》。

 手札を失ってしまった石川は力なく、ドローした《審判官の使い魔/Judge's Familiar》をプレイするのみ。

 ここからの中道のプレイは、まさしく電光石火だった。

 まずは2枚目の《夜帷の死霊/Nightveil Specter》をプレイ。《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》があるにもかかわらず攻撃が出来ない石川をあざ笑うように、2体の《夜帷の死霊/Nightveil Specter》と《変わり谷/Mutavault》で総攻撃を仕掛ける。

 そして、2枚の《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》が、石川の全てのライフをもぎ取った。


中道1−0石川


GAME2


 島から《審判官の使い魔/Judge's Familiar》、2ターン目には《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird》と上々の立ち上がりを見せた石川は、今度はしっかりと3枚目の土地をドローする。が、使い道は《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird》のパワーを3つあげるという、少々寂しいもの。

 3マナを立ててターンを返してきた中道に対し、石川は《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》をプレイしてから、《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird》で攻撃する。パワーを1つあげたところで《英雄の破滅/Hero's Downfall》が飛んでくるが、これを石川は《急速混成/Rapid Hybridization》で回避。《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird》は3/3へと姿を変え、《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》は進化する。

 中道はドローセットゴー。ひたすら石川の猛攻に耐える構えだ。

 攻めるしか勝利への道はない石川は《変わり谷/Mutavault》を含めて猛攻を仕掛けるが、3/3トークンには《胆汁病/Bile Blight》、そして追加した《夜帷の死霊/Nightveil Specter》にも《胆汁病/Bile Blight》と、中道は完璧に対応してみせる。

 そしてライフが6になったところで《冒涜の悪魔/Desecration Demon》をキャストする中道。この脅威にとりあえず1ターンは、トップデッキした《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》を生贄に捧げることで道をこじ開け、ライフを2まで落としたものの、中道が《地下世界の人脈/Underworld Connections》によって手に入れた《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》によって、一気にダメージレースは拮抗してしまう。

 この《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》を石川は《家畜化/Domestication》で奪い取り、《変わり谷/Mutavault》と一緒に攻撃する。これで中道のライフは4。

 そして迎える中道の戦闘フェイズ。石川はこの《冒涜の悪魔/Desecration Demon》をスルーしてもライフは残る。そしてライフさえ残ってターンが帰ってくれば、除去が1枚あったとしても勝てるのだ。石川は意を決して「生贄に捧げません」と告げる。

 石川のその言葉を聴いた瞬間、中道は高速で《冒涜の悪魔/Desecration Demon》をレッドゾーンに送り込んだ。そして残りライフが1となった石川に、ミスターPWCを確定させるべく、最後のカードをキャストする。

 
 中道がプレイしたのは、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》!






中道2−0石川


中道Win!


 そしてこの瞬間、第9期ミスターPWCが決定した!

 中道大輔、30ptのビハインドを逆転してミスターPWC!おめでとう!中道大輔!

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