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  • 2014.03.03 Monday
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決勝 工藤耕一vs橘健太郎

by Yuuya Hosokawa

 第400回PWCも、ついにこれが最後のマッチとなった。

 中道大輔の劇的な逆転により、PWCポイントレースは終わった。だが、まだ第400回PWCは終わっていない。

 この決勝テーブルには、2人のプレイヤーが残っているのだから。


 工藤耕一と橘健太郎である。

 使用デッキはなんと2人とも青信心。橘は純正青単信心で、工藤は白をタッチしている。


 記念すべき400回に優勝するのは工藤か、それとも橘か。波に乗って勝ちを重ねてきた2人のうち、最後の大波をつかむのは果たしてどちらであろうか?


GAME1


 島から《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》から《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》という橘のスタートに、工藤は2枚の《審判官の使い魔/Judge's Familiar》で応じる。更にここに2枚目の《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》を持っていた橘は猛攻を重ね、4ターン目にして既に工藤のライフは9。そして《波使い/Master of Waves》がビッグウェーブとともに6体のトークンを引き連れて絶体絶命のピンチに。

 だがここは百戦錬磨の工藤。落ち着いてまずは波使いを《家畜化/Domestication》する。橘は少考の末、《変わり谷/Mutavault》を含めてオールイン。《審判官の使い魔/Judge's Familiar》2体と《変わり谷/Mutavault》、《波使い/Master of Waves》と《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》がそれぞれ相打ちとなり、戦場には《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》と《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》のみとなる。

 そして工藤がブロッカーとして立てたのは信心が自信の青しかない、小波の《波使い/Master of Waves》。工藤はこの《波使い/Master of Waves》でお茶を濁そうとするものの、ターン終了時に橘が自分の《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》に《急速混成/Rapid Hybridization》を打ち込んだことにより、《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》は3/4へと進化を遂げ、2/2の魔道士は3/3のカエルへと変わる。

 3/4の飛行に対して対処するすべをもたない工藤は、手札に島を沢山握り締めながら、悔しそうに土地を片付けた。


橘1−0工藤


GAME2


 先手を得た工藤はマリガンながら、《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DIS)》から《審判官の使い魔/Judge's Familiar》、2ターン目には《変わり谷/Mutavault》を置きながら2枚目の《審判官の使い魔/Judge's Familiar》と順調に展開する。だが橘が《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》、2ターン目に2枚目の《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》を出しながら《審判官の使い魔/Judge's Familiar》でその2体を進化させると、苦しい表情を浮かべる。マリガンに加え、序盤に展開した2枚が盤面で止まってしまっているのだから苦しいのもうなずける。

 が、ドローで島を見つけるなり笑顔を見せる。それもそのはず。手札から開示したのは《拘留の宝球/Detention Sphere》。悩ましい《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》を彼方へと追放する。

 橘も負けてはいない。工藤にしてみれば一難去ってまた一難。今度は《夜帷の死霊/Nightveil Specter》を繰り出す。これに対しての工藤の答えは…ない。

 一難さってまた一難。橘の《夜帷の死霊/Nightveil Specter》が無人の上空を駆け抜け、工藤が欲しかった土地を奪い取ると、《波使い/Master of Waves》が5体のエレメンタルを引き連れてやってくる。

 《波使い/Master of Waves》への工藤は――今度は答えはあった。こちらも《波使い/Master of Waves》。トークンの数も同じ5体。

 橘は《変わり谷/Mutavault》をクリーチャー化し、《波使い/Master of Waves》以外の全てのクリーチャーをレッドゾーンに送り込む。トークンが相打ちとなり、《夜帷の死霊/Nightveil Specter》と2/1トークンだけが工藤に傷を与える。《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》を追加して橘はエンド。

 戦場を少し整理しよう。橘がコントロールするのは《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》、《波使い/Master of Waves》、エレメンタルトークン、《夜帷の死霊/Nightveil Specter》。工藤は《夜帷の死霊/Nightveil Specter》、《審判官の使い魔/Judge's Familiar》、《波使い/Master of Waves》のみ。

 《波使い/Master of Waves》のおかげで生きながらえた工藤はここで《夜帷の死霊/Nightveil Specter》、《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》と展開する。このままであれば、少しずつ工藤が有利になっていく。

 のだが、橘のドローは力強かった。ここで引いたのは《家畜化/Domestication》!これで《夜帷の死霊/Nightveil Specter》を奪い取り、《夜帷の死霊/Nightveil Specter》が工藤のライフを7に落とし込む。

 工藤も負けてはいない。《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》の占術で、引くはずだったカードを下に送った工藤がドローしたのはなんとこちらも《家畜化/Domestication》。再び《夜帷の死霊/Nightveil Specter》は工藤のコントロール下に。

 そして、ここに来て島しか引くことのできない橘を尻目に、工藤は占術で上を宣言してドローすると、《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》をブロックされない状態にして攻撃し、橘の喉笛に刃を突きつける。

「ここでやらなければ、やる」工藤の意志が見て取れる。

 それに応えた橘のドローは、今日幾度となく橘を助けてくれたであろう女神、《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》。
 
 だが、その女神の力を持ってしても、工藤の7点を削りきることはできなかった。


橘1−1工藤


GAME3

 
 泣いても笑ってもこれが最終ゲーム。

 三度の《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》となった橘だったが、2ターン目に置いたのは《変わり谷/Mutavault》で、進化せず。ピリっとしない展開。一方の工藤は2ターン目に《審判官の使い魔/Judge's Familiar》をプレイと、こちらもいまひとつなスタート。
 
 橘の3ターン目は島を置いて《変わり谷/Mutavault》で殴るだけ。4ターン目にようやく島を引き込んで《夜帷の死霊/Nightveil Specter》を戦場に送るも、これは工藤の《家畜化/Domestication》の餌食となる。

 ドローし、うなる橘。島を置いてターンを返す。

 が、このアクションに対してきな臭さを感じた工藤は、《審判官の使い魔/Judge's Familiar》を慎重にキャストすると、《夜帷の死霊/Nightveil Specter》で攻撃する。これに対して《霊気化/AEtherize》をプレイした橘。だが工藤の手札からは《払拭/Dispel》が。この合戦に勝利した工藤の《夜帷の死霊/Nightveil Specter》がめくった橘のライブラリートップはなんと《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》。

 喜んで工藤は橘の《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》をプレイする。

 この《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》は橘の《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》で手札に戻り、今度はオーナーのコントロール下で戦場に現れる…がここで大きな隙が生まれてしまう。

 大きな隙を見逃すわけの無い工藤は2体の《変わり谷/Mutavault》をクリーチャー化し、《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage》と《夜帷の死霊/Nightveil Specter》とともに攻勢を仕掛ける。《夜帷の死霊/Nightveil Specter》だけを、《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》がチャンプブロックした。

 ここで橘が《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》でライブラリーのトップをボトムに置き、引いたカードは《家畜化/Domestication》。これが《夜帷の死霊/Nightveil Specter》を奪い、盤面は拮抗し始めたかのように見えたが…

 なんと工藤は更にこの《夜帷の死霊/Nightveil Specter》を《家畜化/Domestication》!これにより橘は《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》の信心を失ってしまい、《変わり谷/Mutavault》を含めた総攻撃を受けてしまう。

 《夜帷の死霊/Nightveil Specter》をドローして場には出してみる橘だったが、工藤のクロックがライフの致死量を上回っていることを確認すると……

 PWC第400回最後の投了宣言をした。


橘1−2工藤


 第400回PWC優勝者は工藤耕一!

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