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Round 7:鈴木 明由(東京) vs. 塚本 樹詩(町田)
- 2012.03.21 Wednesday
- PWCC 2012
- 16:24
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- by kaji
Round 7:鈴木 明由(東京) vs. 塚本 樹詩(町田)
By Daisuke Kawasaki
さて最終ラウンド。最上位卓はIDによってトップ8進出を確定させたが、一方でOP%の関係で5-0-1にもかかわらずIDのできない卓ができあがった。このラウンドではそのテーブルをフィーチャーしよう。
対戦するのは共に、PWCそのもの、少なくとも表裏を知り尽くしていると言っていい二人。
まずは、PWC Chanpionshipのカバレージといえばおなじみの鈴木 明由。毎年のPWC Chanpionshipのカバレージで必ずといっていいほどフィーチャーに呼ばれている印象があり、月並みな表現で申し訳ないのだが、非常に安定したプレイと成績を残すプレイヤーである。いわば、この対戦ではLaw(秩序)を司る。使用するデッキも、青白Deiver Bladeと非常に秩序。
対するのは、ただのChaos(混沌)。日本語公式、mtg-jp.comの構築劇場でもおなじみの塚本 樹詩。カオスが服を着て歩いているようなもの、という意味で「ウォーキング・カオス」呼んでも差し支えないだろう。
そんな塚本は青白緑のカオスなビートダウンを駆り、本日6回戦終了時点で1ゲームしか落としていないという無双ぶりを発揮している。しかし、カオスに支配された塚本が、トップ8入賞に目がくらみ、Round 6でIDという非常に秩序だった行動を取ってしまっているのが気になるところだ。
なんにしろ、このマッチに勝利した側がトップ8のイスを確実なものとする。トップ8に駒を進めるのは、秩序かカオスか。
Game 1
後手の塚本は、土地が4枚に《アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim(ISD)》《絡み根の霊/Strangleroot Geist》《天使の運命/Angelic Destiny》という手札を、鈴木の《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》の前に顕わにする。
互いに2ターン目をマナオープンで終えた3ターン目。鈴木の《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》に対して、塚本は《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》で応対する。鈴木は《思案/Ponder》をプレイすると、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》を戦場に送り出し、2マナを残してターンを終える。
ここで塚本は待ちに待った《絡み根の霊/Strangleroot Geist》をプレイ。ここに《マナ漏出/Mana Leak》を使わせると、《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》で殴った上で、2枚目の《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を送り込む。
だが、しかし。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》でめくれた鈴木のライブラリートップは《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》。これによってブロッカーの《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が手札に戻されると、《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》の効果も含めて一挙10点のダメージ。塚本のライフはいきなり半分になってしまう。
鈴木はマナを3マナ残してターン終了。対する塚本は《極楽鳥/Birds of Paradise》2枚に《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》、《天使の運命/Angelic Destiny》という手札と、6マナで自身に残されたプランを必至で模索する。鈴木のライフは13。
ここで塚本が取った選択肢は、2体でアタックし、鈴木のライフを8にするものだった。さらにチャンプブロック用に2体の《極楽鳥/Birds of Paradise》と《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を追加する。
この《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》は《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》からの《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》で手札に戻され、2体の《極楽鳥/Birds of Paradise》はチャンプに散る。
頼みの《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が《地下牢の霊/Dungeon Geists》によって封じ込められ、塚本はこの大会2ゲーム目の敗北を喫する事となった。
鈴木 1-0 塚本
Game 2
3枚の土地に2枚の《極楽鳥/Birds of Paradise》、そして《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》と《天使の運命/Angelic Destiny》という初手をキープする先攻の塚本。1ターン目の《極楽鳥/Birds of Paradise》は、同じくキープした鈴木が1ターン目にもたらした《はらわた撃ち/Gut Shot》によって排除される。
鈴木は続いて《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》をプレイすると、塚本の2枚目の《極楽鳥/Birds of Paradise》を《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》で排除する。
そして、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》は《マナ漏出/Mana Leak》を見せつけつつ《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration(ISD)》に。塚本はすでに知っている《マナ漏出/Mana Leak》を《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》に使わせつつ、《極楽鳥/Birds of Paradise》《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》と盤面に追加していく。
だが、イニストラードの《誘惑蒔き/Sower of Temptation》こと《地下牢の霊/Dungeon Geists》2体がこれらのクリーチャーを次々と封じ込めつつクロックを強化すると、塚本は気持ちよく土地を片付けた。
鈴木 2-0 塚本
By Daisuke Kawasaki
さて最終ラウンド。最上位卓はIDによってトップ8進出を確定させたが、一方でOP%の関係で5-0-1にもかかわらずIDのできない卓ができあがった。このラウンドではそのテーブルをフィーチャーしよう。
対戦するのは共に、PWCそのもの、少なくとも表裏を知り尽くしていると言っていい二人。
まずは、PWC Chanpionshipのカバレージといえばおなじみの鈴木 明由。毎年のPWC Chanpionshipのカバレージで必ずといっていいほどフィーチャーに呼ばれている印象があり、月並みな表現で申し訳ないのだが、非常に安定したプレイと成績を残すプレイヤーである。いわば、この対戦ではLaw(秩序)を司る。使用するデッキも、青白Deiver Bladeと非常に秩序。
対するのは、ただのChaos(混沌)。日本語公式、mtg-jp.comの構築劇場でもおなじみの塚本 樹詩。カオスが服を着て歩いているようなもの、という意味で「ウォーキング・カオス」呼んでも差し支えないだろう。
そんな塚本は青白緑のカオスなビートダウンを駆り、本日6回戦終了時点で1ゲームしか落としていないという無双ぶりを発揮している。しかし、カオスに支配された塚本が、トップ8入賞に目がくらみ、Round 6でIDという非常に秩序だった行動を取ってしまっているのが気になるところだ。
なんにしろ、このマッチに勝利した側がトップ8のイスを確実なものとする。トップ8に駒を進めるのは、秩序かカオスか。
Game 1
後手の塚本は、土地が4枚に《アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim(ISD)》《絡み根の霊/Strangleroot Geist》《天使の運命/Angelic Destiny》という手札を、鈴木の《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》の前に顕わにする。
互いに2ターン目をマナオープンで終えた3ターン目。鈴木の《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》に対して、塚本は《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》で応対する。鈴木は《思案/Ponder》をプレイすると、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》を戦場に送り出し、2マナを残してターンを終える。
ここで塚本は待ちに待った《絡み根の霊/Strangleroot Geist》をプレイ。ここに《マナ漏出/Mana Leak》を使わせると、《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》で殴った上で、2枚目の《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を送り込む。
だが、しかし。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》でめくれた鈴木のライブラリートップは《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》。これによってブロッカーの《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が手札に戻されると、《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》の効果も含めて一挙10点のダメージ。塚本のライフはいきなり半分になってしまう。
鈴木はマナを3マナ残してターン終了。対する塚本は《極楽鳥/Birds of Paradise》2枚に《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》、《天使の運命/Angelic Destiny》という手札と、6マナで自身に残されたプランを必至で模索する。鈴木のライフは13。
ここで塚本が取った選択肢は、2体でアタックし、鈴木のライフを8にするものだった。さらにチャンプブロック用に2体の《極楽鳥/Birds of Paradise》と《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》を追加する。
この《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》は《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》からの《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》で手札に戻され、2体の《極楽鳥/Birds of Paradise》はチャンプに散る。
頼みの《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が《地下牢の霊/Dungeon Geists》によって封じ込められ、塚本はこの大会2ゲーム目の敗北を喫する事となった。
鈴木 1-0 塚本
Game 2
3枚の土地に2枚の《極楽鳥/Birds of Paradise》、そして《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》と《天使の運命/Angelic Destiny》という初手をキープする先攻の塚本。1ターン目の《極楽鳥/Birds of Paradise》は、同じくキープした鈴木が1ターン目にもたらした《はらわた撃ち/Gut Shot》によって排除される。
鈴木は続いて《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》をプレイすると、塚本の2枚目の《極楽鳥/Birds of Paradise》を《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》で排除する。
そして、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》は《マナ漏出/Mana Leak》を見せつけつつ《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration(ISD)》に。塚本はすでに知っている《マナ漏出/Mana Leak》を《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》に使わせつつ、《極楽鳥/Birds of Paradise》《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》と盤面に追加していく。
だが、イニストラードの《誘惑蒔き/Sower of Temptation》こと《地下牢の霊/Dungeon Geists》2体がこれらのクリーチャーを次々と封じ込めつつクロックを強化すると、塚本は気持ちよく土地を片付けた。
鈴木 2-0 塚本
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